第51回白杖安全デー府内南部集会
八幡市文化センターで開かれた、第51回白杖安全デー府内南部集会に伺いました。
10月10日の「目の愛護デー」を記念して京都で白杖安全デーの取り組みが開始されるようになったのはもう半世紀前のことだそうです。
今年度は、視覚障がい者の単独歩行の安全上、大きな課題となっている静音性自動車を取り上げられておられます。
視覚障がい者の皆さんにとっては、音は勿論、杖の先端や足の裏から伝わってくる皮膚感覚、街中の喫茶店や花屋などから漂う香りなども大切な情報の一つですが、音の静けさは音情報の手掛かりを失うことにもつながります。
人が感じ取れる全感覚のうち、視覚は80%以上を占めるとも言われているそうです。
街中で、白杖を持っておられる方を見かけたら、少しでもお手伝いが出来ればあたたかい社会になることでしょう。